2010/04/15

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物体の性質

光源色・物体色

色は、光源色と物体色の2種類から構成されます。

光源とは、太陽や白熱灯、蛍光灯、ろうそくの炎など、そのものが光を発するもののことをいいます。そしてその光の色を光源色と呼んでいます。今ご覧になっているパソコンのモニタも光源色に該当します。

また、光にてられれることによって見える色、これを物体色といいます。物体色は、表面色と透過色といった2種類に分かれます。

表面色は、物体の表面から反射してきた光が私たちの目に入り、色の感覚を感じるという仕組みのものです。人の肌や服、植物など、私たちが眼にするものの大半の色は表面色です。

透過色は、ステンドグラスなどのように、物体を透過してきた光が目に入って、色の感覚として認知するものです。ペットボトルに入ったお茶の色なども透過色に該当します。

物体の色の違いが起こる理由

物体の色の違いはなぜ起こるのか、表面色をもとに考えてみます。

表面色は、反射した光によって色の感覚を引き起こすものでした。物体表面に白色光が当たっても、光が全て反射するわけではありません。一部の光が吸収され、残った光が反射します。この際、光の一部が吸収されます。このことを選択吸収と言い、吸収されずに残った光が反射されることを選択反射と呼んでいます。この光の吸収と反射の度合いは、物体によって異なり、どのような光がどれぐらい反射されているかということが、物体の色の見え方に関係します。

白い露光には、長波長、中波長、短波長といった光が同一割合で含まれています。物体表面が光の割合を崩さずにわずかに光を吸収し、残りの大半の光を反射した場合、この物体表面は限りなく白く見えます。ここで、光の割合という説明をしましたが、これは長波長、中波長、短波長の光を同じぐらい吸収して、同じぐらい反射するという意味です。

同じように、光の割合を崩すことなく反射する場合でも、各波長の光をほとんど吸収し、少しだけ反射させるようにすると、物体表面は限りなく黒く見えるようになります。

このように、長波長、中波長、短波長の光を均等に反射する物体表面は、白、黒、グレーのようないわゆる無彩色に見え、この白から黒に至る階調は、反射する光の量によって決まります。反射する光の量が多いほど白に近づき、逆に、反射する光が少ないと黒に近づいていきます。

また、光の割合が崩れて、九州と反射の割合が波長によって異なる物体の表面は、赤や青などの有彩色として見えます。

物体の表面が赤く見えるのは、長波長を多く反射しており、中波長や短波長の光はわずかしか反射していない状態です。

物体の表面が緑に見えるのは、中波長の光だけを多く反射しており、長波長や短波長の光はわずかしか反射していない状態です。

物体の表面が青色っぽく見えるのは、短波長の光だけを多く反射しており、長波長や中波長の光はわずかしか反射していない状態です。

ところで、物体の表面が黄色に見えることがあります。このとき、光の吸収や反射の割合はどうなっているでしょうか。

答えは、長波長の赤と中波長の緑、この二つをたくさん反射し、短波長の青い光はわずかしか反射していない状態です。赤い光と緑の光が重なると黄色の光になるのです。